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年金制度改革 自民党総裁選


自民党総裁選 3候補が党の青年局と女性局が主催する公開討論会で持論を展開

自民党総裁選の3人の候補者は24日、党本部で党の青年局と女性局が主催する公開討論会に臨み、年金制度改革などで持論を展開した。
西村康稔前外務政務官は
「今の年金制度プラスアルファが必要。それは生活保護とのバランスとか、年金加入期間を短くするとか、あるいは年金が足らない人に何らかの手当てを税金で投入するかどうか、いろんな工夫の仕方がある」と述べた。
河野太郎元法務副大臣は「現在の制度を抜本的に変えなきゃどうにもなりません。
基礎年金は全額税方式にして、わたしは消費税がいいと思っています」と語った。
谷垣禎一元財務相は「ここ(国民年金)の空洞化が非常に大きな要因、不安の源泉になっている面があります。
ここをどうしていくかということを、対案を考えていく必要が差し当たってある」と話した。【フジテレビ】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090924/20090924-00000521-fnn-pol.html

自民党総裁選に3人が立候補し、年金制度改革についての持論を披瀝しています。

このなかで、特に際立っているのが河野太郎候補の考えです。
今までの自民党ではあまり聞かれなかった年金制度の抜本的改革を述べ、基礎年金の全額税方式、消費税の目的税化を主張しています。
この考えは自民党内よりもむしろこれまでの野党から聞こえていたものです。
そうした意味では新味というほどではないにしろ自民党では斬新な意見に類するものと思われます。

ただ、どうでしょうか。
年金制度はさまざまな問題を含んでいるのは確かですし、このままの制度で良いということもありません。
変えることは必要です。
しかしながら、それが基礎年金の全額税方式にまで話が進んでしまうと、どうも違和感が残ってしまいます。
年金制度の50年先、100年先を考える上でなら基礎年金の全額税方式も検討の余地はあるとは思いますが、今、それ以上に大切なことは足下の無年金・低年金の問題を解決することです。
基礎年金の全額税方式を否定するつもりはありませんが、何となく隔靴掻痒といった感があります。

これに対して、西村康稔候補、谷垣禎一候補の考えはより現実的です。
特に西村康稔候補の考えは、現在の問題を即効的に解決するための策が示されています。
たとえば、ここで示されているのは、年金受給資格の短縮、年金制度以外の社会保障制度の充実です。
年金受給資格の短縮を行うことで、無年金者は大幅に減少をします。
そして、年金制度の根本理念を守りながらも、低年金となっている人については年金制度以外の社会保障制度で救済をする。

私自身は、決まった政党や個人を応援しているわけではありません。
ただ、年金制度改革について考えるならば西村康稔候補の意見は現実を見据えており、かつ、即効性のある施策であるような気がしています。


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