<年金記録>解決策助言へ有識者委員会が発足
年金記録問題の解決策を助言する長妻昭厚生労働相直属の有識者委員会「年金記録回復委員会」(委員長・磯村元史函館大客員教授)が16日発足した。
「消えた年金」や「宙に浮いた年金」の解明、被害回復の方法を検討する。
メンバーは、社会保険労務士やコンピューターの専門家ら計9人。
長妻厚労相は「年金記録の解決はいずれやらなければならない。知恵を頂き信頼回復を急ぎたい」とあいさつした。
終了後に記者会見した磯村委員長は、5095万件の宙に浮いた年金記録や改ざんの実態解明、原簿とオンライン記録との照合方法など四つの課題を示されたことを明らかにした。
【毎日新聞】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091016-00000149-mai-pol
この数年間、世間を騒がせ年金制度に対する不信感・不安感を助長させていた年金記録問題が新政権になり加速度的に解決への道のりを歩き始めようとしています。
もちろん、これまでも年金記録問題解決のための諸方策が示されて、ねんきん特別便、ねんきん定期便が送付され、第三者委員会が発足しました。
こうした諸方策によって年金記録問題は解決への前進を見せていたのは確かですが、最近では何となく手詰まりのような観もありました。
政権交代によって、さまざまな方策が示されるようになりました。
前の政権における方策を批判するつもりはありませんが、新しい政権になり年金記録問題解決に対して、これまでとは異なった切り口が見えてきたのも事実です。
正直に言えば年金記録問題解決の100%の解決は困難だと思います。
ただ、少しでも100%に近づけるために切り口を変えて難しい問題に対処するのは良いことだとも思います。
今回、発足をした有識者委員会は主に「消えた年金」や「宙に浮いた年金」の解明、被害回復の方法を検討するものということです。
特にこの委員会で新鮮に感じるのは、9人の委員中4人が社会保険労務士であるということです。
社会保険労務士のすべてが年金に精通しているわけではありませんが、かといってこうした年金に関する委員会に国家資格者たる社会保険労務士が入っていないことも奇異な感じがします。
そうした意味で9人中4人というのはバランス的に良いものだと思われますし、社会保険労務士以外の5人の委員の方にもやはり異なった視点から、この年金記録問題に対してアプローチを図っていただきたいものです。
この有識者委員会にとても期待をしています。
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