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確定拠出年金 元本割れ


401kの運用成績ガタ落ち元本割れ6割の深刻

運用成績次第で将来もらえる年金の額が変わる確定拠出年金、いわゆる日本版401k。その加入者の約6割が「元本割れ」に陥っていることが明らかとなり、話題となっている。
格付投資情報センターが大手運用管理会社3社の加入者140万人について調査したところ、元本割れとなっているのは2011年9月末時点で約6割、人数にして約81万人となった。
3月末時点から約30万人も増えたという。【ダイヤモンド・オンライン】

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111228-00015498-diamond-bus_all

確定拠出年金の元本割れが話題になっているようです。
ただ、確定拠出年金の元本割れ、それほど大きな問題でしょうか。

確定拠出年金制度は、そもそも自助努力、自己責任を背景にして作られた公的制度の年金です。
したがって、確定拠出年金制度において損をする人が出てくるのは、ある意味当然のことです。
確かに、加入者の約6割が「元本割れ」ということですから心配する人は出てくるでしょうが、かといって大騒ぎするような問題ではありません。

そもそも確定拠出年金は年金制度です。
現時点で損失が発生しているからと言って、その損失が確定しているわけではありません。
また、損失があっても、確定拠出年金を辞められるわけでもありません。

年金を受け取る段階で結果的にマイナス運用であれば残念ではありますが、今回の発表はその途中経過にすぎません。
どうしても、マイナスが我慢できないということであれば、運用商品を選択替えして、元本確保型の商品にシフトするという方法はありますが、それこそ損切り。
いろいろな考え方があるので、それを否定することもできませんが、基本的に損切りをしたくないのであれば、バイ&ホールドの時期だと思います。

また、確定拠出年金制度はドルコスト平均法で資産を積み上げる年金制度です。
確定拠出年金制度に加入している人は、毎月、定時定額購入をしているはずですが、これこそドルコスト平均法、時間分散の効果を享受しているわけです。
むしろ、投資信託の基準価額が低迷している現在があるからこそ、将来の年金額が増える可能性が高いのではないでしょうか。
私も確定拠出年金制度に加入していますが、今こそリスクをとっておきたいという考えもあります。

確定拠出年金の元本割れがあっても、それほどあわてる必要はありません。
ただ、これが投資信託に対する不信感につながってしまうのは残念です。
投資信託はコストのかかる金融商品というデメリットはあっても、さまざまなメリットがあり、一般個人の資産運用では非常に優秀な金融商品です。
確定拠出年金の元本割れが、投資信託の不信につながらないことを願っています。


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