平成24年度国民年金保険料
平成24年度国民年金保険料が決まりましたね。
その額は、月額14,980円。
国民年金は昭和36年4月に創設で、約50年の歴史があります。
その中で、国民年金保険料は毎年度据え置き又は値上がり。
これまで国民年金保険料が値下がりすることはありませんでした。
この流れを覆したのが平成23年度。
平成22年度の国民年金保険料15,100円に対して、23年度は15,020円。
初めての値下がりでした。
そして、平成24年度も、再び下がり14,980円ということになります。
国民年金保険料が値下がりするということは、自営業者など第1号被保険者の負担が軽減されることにはなりますが。。。
果たして、本当に喜べる話なのでしょうか。
毎年度の国民年金保険料は、法律で決まっています。
平成24年度の法律で示された国民年金保険料は、月額15,540円。
しかし、実際には、14,980円で約560円の差が発生しています。
国民年金保険料の決まり方は、法律で定められた金額に改定率を乗じて求めます。
そして、この改定率は物価や賃金の変動に応じて決定されます。
つまり、物価が下がり、賃金も下がったので、国民年金保険料も下がったということです。
法律の金額と実際の保険料額にこれだけの開きがあるということは、それだけ物価や賃金が下がっていることを意味しています。
過度のインフレは歓迎できませんが、一方、デフレがあまりにも続くのも閉塞感ばかりが募り、生活に潤いがなくなります。
現在のデフレは、その期間があまりにも長すぎる。
国民年金保険料の引き下げは、それだけを見れば喜ばしいことですが、その背景を見ると必ずしも嬉しいことばかりではないようです。
なお、国民年金には免除という制度がありますが、平成24年度の国民年金保険料が決まったことで、一部納付制度(一部免除制度)における納付額も決定されています。
○ 4分の1免除(4分の3納付) 月額11,240円
○ 2分の1免除(2分の1納付) 月額7,490円
○ 4分の3免除(4分の1納付) 月額3,750円
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